お知らせ
今日から二泊三日の予定で「いとこ会」に出かけてきますのでブログはお
休みします。
南は福岡から北は仙台から12名が参加という盛会です。
幹事という役目なので気が休まりませんが。
 
いよいよこの日のメインである増上寺を訪ねる。
我々四人組は勤務時代の差、勤務年数の差こそあれ、いずれも大門の同じ
会社に勤務して
いたことがあり懐かしい町である。
私も慣れない会社に出向して三年間苦労をしたが、人間的にも成長させて
頂いたという思い出深い地でもある。
              
155 増上寺
宗派   浄土宗鎮西派 大本山
山号   三縁山
創建   1393年
本尊   阿弥陀如来
住所   港区芝公園4-7-35
 
徳川家の菩提寺としてまた関東十八檀林の筆頭として江戸期には豪壮な堂宇が立ち並び隆盛を極めたが、第二次大戦の大空襲によりほとんどを焼失した。
また総門が地名大門の由来にもなった。
ひときわ高くそびえる三解脱門は、1622年築の三戸入母屋造の楼門は
重文指定されている。ダウン
間口10間、奥行5間、高さは21mの二重門。
三解脱門とは三毒煩悩から解脱するという意味で、むさぼり・いかり・お
ろかさの三つの毒から離れて極楽浄土に入る心構えを作るための門。
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この日は三解脱門の特別拝観日になっており、早速500円也を払って楼上
に。
この階段が急であり、特に女性の方にとっては大変である。
そういえば過日、女房殿が友達と拝観に訪れたがスカートのため登るのを断
したと言っていた。
楼上には釈迦三尊像を真ん中に、十六羅漢像が並んでいる。
羅漢像は88~100cmとかなり大柄なのが珍しい。
楼内は写真禁止なので、楼上から大門通りのみを写すダウン
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また三解脱門の左隣にある門は旧方丈門である。
方丈の表門であり四脚門の黒漆塗りなので黒門とも言われる。ダウン
17世紀後半の築とされる。
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大殿と呼ばれる本堂は鉄筋で昭和49年の再建。ダウン
内部はかなり広く1000人の収容が可能。
往時は寺領一万石、20数万坪の境内地、山内寺院48、学寮百数十軒を数え、常時3000名の僧侶が修行に励んでいたと言う。
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鐘楼は戦後の再建だが、梵鐘は1673年の鋳造。ダウン
江戸三大名鐘の一つに数えられ「今鳴るは芝か上野か浅草か」と川柳に詠
われた。
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