さらに南高田に近い瑞泉寺を訪ねる。ダウン
瑞泉寺は真宗本派の寺院で1221年の創建。
境内は保育園になっており、若ママの不審な眼を気にしながら見て回る。
この寺の「時の鐘」は1669年銘があり、高田姫勝子が鋳造させたと言われ、210年間に亘って城下に時を告げてきた。
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歩いていると春日神社の境内が見えたので立ち寄る。
祭神は天兒屋根神、武甕雄命、経津主神、姫大神。
1466年に勧請された。
石橋があり、古い社殿がひっそりと建っていたダウン
境内には天満宮のほか、石祠が沢山ある。
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近くの河波良(かわら)神社に。ダウン
昔この一帯を菩提ヶ原といったころから鎮座しており「原の稲荷」と言われた。
扁額には瓦稲荷神社とあり、門前に「稲荷中江鎮守河波良神社」の柱が立つ。
祭神は倉稲魂神。
雑草が茂る境内には秋葉神社、産土社もある。
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さらに旧師団長官舎を訪ねる。ダウン
既に拝観時間を過ぎているので外から眺めるだけ。
レルヒ少佐に日本で初めてスキーを指導させた、陸軍第13師団長長岡外史の官舎として明治43年に建築された木造洋館。
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ブラブラ歩いていると乙吉稲荷神社の境内が見えた。ダウン
元弘建武の時代(1331~36年)、この地に藤原乙吉麿が勧請したという古社。
現在の社殿は昭和3年の再建。
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雁木のある町並みが続くが、雁木とは家の軒先を出して下を歩道にしたもので、私有地を提供しての雪国の庶民の知恵である。
まるで細長い屋根付き歩道が造られているような風景。ダウン
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そんな中に「料亭 宇喜世」がある。ダウン
茅葺門と堀、赤い欄干が往時の繁栄ぶりを彷彿とさせる。
100年以上も続く老舗高級料亭で、師団の高官達が三階の座敷で楽しんだという。
一度訪ねてみたいものである。お昼は手頃なお値段で入れるようだ。
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この日もホテル内のレストランにて夕食をする。
居酒屋を探訪するとどうしても飲み過ぎて、翌日の探訪に支障をきたしてしまう。
この日の道程は何と34000歩であった。
疲れ~た。
 
翌日、朝食後ホテルの近くの大町通りで開かれている朝市の四九市に出かける。ダウン
道端に地元野菜を中心として漬物、海産物、日用品などがずらり並んでいる。
お客の数よりお店の数の方がはるかに多いのが気になるが。
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今回、一人旅に出してくれた女房に感謝し、お土産として野菜各種と果物を買って、ホテルより宅急便で送付する。
 
いよいよ旅も最終日、糸魚川にと向かう。