北三条駅から弥彦線で吉田駅、越後線に乗り換えて分水駅に12:46に到着。
駅前に一軒だけあった食堂に入り、野菜炒めと御飯を注文。
この野菜炒めの量と具の種類の多さにびっくり、御飯は半分残す。
 
駅前からタクシーに乗り、今回の旅のメインの一つである国上寺に向かう。
まずは途中にある酒呑童子神社に。
一帯は池が廻らされ芝生が張られて公園になっている。
小型の五重塔が目立つが、全体のバランスが悪く何とも不格好である。
女性ドライバーの説明によると、造ったのは素人だったとのこと。左下矢印
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五重塔の横に朱の鳥居と木造祠があり。これが酒呑童子神社であるダウン
酒呑童子伝説によると、国上寺に預けられた乱暴者の外道丸(後の酒呑童子)は大変な美男子だったため、娘たちから恋文が山のように届いたが、その中の一人の娘が悲観して淵に投身自殺をした。
それを聞いた外道丸が恋文の入った葛篭を開けたところ紫雲が立ちのぼり、悪鬼の形相に変わってしまった。
そのため外道丸はさらに悪行を重ねながら、ついには丹波大江山に向かったとのこと。
酒呑童子の前半生のルーツはここだったのだ。
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さらに車は国上山に登山道に入るが、国上寺に向かう途中の道路脇に車を止めて、ここからかなり坂道を降りたところにある乙子神社草庵に立ち寄る。
木造鳥居が古色蒼然で良いダウン
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乙子神社の祭神は天照皇大神、建諸隅命。
創建は不詳だが、拝殿は1885年に再建されたというダウン
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傍に建つ草庵には良寛が1816年から10年ほど住んだという。
今ある草庵は後年に造られたものダウン
また1858年に作られた良寛詩歌碑が立っていた。
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