さらに駅前通りを通りすぎて西に歩いてゆくと、万年山福昌寺、成就山大願寺、安楽寺、徳誓寺などがある。
 
この町の鎮守である三条八幡宮に至る。
885年に石清水八幡宮より勧請されたという古社。
小川に架かる太鼓橋を渡ると境内ダウン
木造社殿の前には形良い松、さらに舞殿がある。
松尾神社、水神社、神明宮、熊野神社などの末社群が並ぶ。
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また境内には厳島神社がある。
池を廻らし、石橋と朱の橋とが架かる。ダウン
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さらに境内の一角に金山神社が祀られている。ダウン
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今度は踏切を渡って北にと歩いて行くと泉薬寺の樹木が見えてくる。
山号は医王山、真言宗の寺院。
境内には草木が密集した中に、民家のような本堂が建っていた。ダウン
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この後訪ねようと思った乗蓮寺には、重文阿弥陀如来像があると古い本には書いてある。
しかし最近の地図では乗蓮寺を探しても野っていなかったが、ここまで来たのだからと捜してみるが、とうとう見当たらず仕舞であった。
 
次の予定地に向かう電車の時間が近づいてきたので、北三条駅まで急ぐ。
弥彦線はこの時間帯は2~3時間に一本しか走っていないので乗り遅れたら大変。
弥彦線に乗り、吉田駅から越後線に乗り換えて二つ目の分水(ぶんすい)駅に下車。
良寛和尚ゆかりの国上寺を訪ねるためである。
 
実はこの日の夕刻、北三条駅に戻って来た後、駅近くで訪ね残した寺院三つを廻ったので、整理の都合上からここに記したい。
 
駅から程近くの正覚寺を訪ねた後、大きな幼稚園を併設している宝塔院ダウンを訪ねた。
この寺の住職隆全を良寛が良く訪ねて来たことで知られる。
石柱門を入ると正面に本堂、石仏が並ぶ。
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また境内右手には、三条城主定明の奥方である千坂姫の墓と、1828年の大地震の供養をした「地震亡霊塔」が並んで立っていた。ダウン
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