8月の寺社探訪例会は20日に実施した。
先月は猛暑で歩くのに難渋したため、今回は16時集合とした。
小田急豪徳寺駅で待ち合わせて、常徳院、世田谷八幡宮、勝光院、豪徳寺、松蔭神社と巡り、三軒茶屋で反省会というコースを設定。
             
ところがこの日は幸か不幸か、曇天であまり気温も上がらず凌ぎ易い気温であった。
 
豪徳寺駅から通称「たまにゃん通り商店街」を抜けて行く。
その名前の由来は後ほど出てくる豪徳寺の言い伝えによる。
昔ながらの商店街が並び、また結構活気があり嬉しくなる。ダウン
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世田谷線の踏切を渡って西に歩いてゆくと、乗泉寺別院の広い境内があり、さらにその先右手に常徳院が門を開いている。
 
142 常徳院
宗派  曹洞宗
山号  観谷山
開基  1486年 足利義尚との伝
本尊  十一面観音
住所  世田谷区宮坂2-1-11
 
門前の参道には松が植えられてなかなかの風情。ダウン
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その先に長屋門のような山門が建ち、静寂な境内が見通せる。ダウン
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境内にはスギ、マツ、ケヤキ、イチョウ、サクラなどの大木。
その真ん中に立派な本堂が建っておりダウン、両側に客殿、庫裏が廊下で繋がっている。
事前に調べたところによると、本尊は毎年8月20日3時からご開帳で、「明けの観音」と呼ばれるとのこと。
時は16時過ぎだが、境内には人の気配は全くなく、とてもご開帳があったようには見えず静まり返っているので諦める。
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また鐘楼ダウン、敬徳観音像、六地蔵などがある。
なおこの寺に残る印判状の日付からして1573年以前に建立されたことは判明している。
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