続いて訪ねた現聲寺(げんしょうじ)は時宗の寺院。
山号は秀郷山。
冠木門が迎えてくれる。
天慶年間、940年頃に藤原秀郷が開基という。
本堂はまだ新しい。
境内には、見るからに頼りない細い柱の鐘楼があった。
小山駅近くまで戻ったところに常光寺がある。
すぐ裏を新幹線が通りぬけてゆくのが見える。
写真は山門と全体。
浄土宗の寺院。
1311年の創建とされるがその後荒廃し、1602年に中興開山された。
写真は本堂。
六地蔵のほか、六角形の二十三夜堂がある。
またここには明治22年に小山町の村役場が一時置かれていたという。
小山市の街を歩いたのは今回が初めてであるが、思っていたより落ち着きのある町であった。
さらに東北本線に乗って次の小金井駅に降りると下野国分寺跡があり、さらに次の自治医大駅には下野薬師寺跡もある。
これらを訪ねるために是非もう一度来ることにしたい。