追分道標から旧東海道に入るが、街道に面して草津宿本陣がある。
草津宿は本陣二軒、脇本陣二軒、旅籠70余軒あり賑わっていたが、この田中七左衛門本陣は国史跡に指定されているダウン
 
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さすがに玄関は立派であるダウン
外観だけ見るとそんなに広くはみえないが、中に入ると実に広くまた部屋数も多いのにびっくり。
それもそのはずで建坪468坪、部屋数は30余室もある。
一番奥に上段の間があり、庭園まで設えてある。
また主客専用の湯殿、上段雪隠まであり、台所土間の広さも一見に値する。
ただ内部の写真撮影は禁止とのことなのでご紹介出来ないのが残念。
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さらに旧東海道を南に歩くと、右手に常善寺が見える。
735年の開創という古寺であり、朝廷の祈願所でもあったし、関ヶ原の戦いで家康の宿陣にもなったとあるが、今はその面影は全くなくだだっ広い境内にポツンと鉄筋本堂。ダウン
ただ本尊阿弥陀如来座像、両脇士像が重文指定されているが、拝観には事前予約が必要とのこと。
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さらに旧東海道を歩くと、左手奥の正定寺の山門に向けて参道が入り込んでいる。
浄土宗の寺院、山号は仏国山。
1634年の開基、山門を入ると昭和23年の再建の本堂が建っている。左下矢印
 
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