さらに車は野洲川に沿って東に走り、嵯峨地区八坂神社を訪ねる。
式内社であり、祭神は素盞鳴命、聖武天皇、神武天皇。
境内はそんなに広くはないが、入り口に下馬橋の石造反橋があるダウン
花崗岩で出来ており、1699年に雨乞祈願成就で奉納されたもの。
 
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拝殿の後ろに中門、透し塀の中に本殿が建っているダウン
また神楽殿もある。
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簡素な造りの本殿は一間社流造、桧皮葺。
1587年築で重文指定されている。
 
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また透し塀の中の本殿左側に簡素な社殿があり、境内社川枯神社との石碑が建つ。ダウン
熊野神社を祖とした式内社であり、祭神は川枯姫命。
また右には天神社がある。
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八坂神社の入り口横に千光寺の看板があったので、山道をどんどんと登って行くと鄙びた千光寺の境内に至る。ダウン
しかし質素な本堂があるだけで、無住なのであろうか全く人けがない。
749年に行基が開祖で、橘諸兄が造営という古刹。
往時は10坊を従えていたが、今はその面影は全くない。
本尊十一面千手観音立像は重文、観れればと思っていたが全くの無住の様子に諦める。
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