時計を見るとまだ14時であるため、このあと春日地区の兵主神社と興禅寺を訪ねることにした。
まず目的地である兵主神社にナビを入れてからスタート。
U君と昔話に花を咲かせながら、山合いの道をナビに頼り切って走って行く。
それにしても遠いなと思った時に、立派な茅葺拝殿が眼に入った。
実はここは丹波市からはるかに離れた西脇市にある兵主神社であった。
怪我の功名とはこのことであり、お蔭でより素晴らしい兵主神社に巡り合えたことになる。
写真は境内全体ダウン
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それにしても豪壮な茅葺拝殿である。ダウン
入母屋造りで長床式の吹きっ放しであり、1591年の棟札が残る。
重文指定。
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創始は784年で、延喜式内社。
祭神は大己貴命。
鐘楼もある。
写真は随身門の随身像ダウン
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車は再び丹波市の春日地区にと引き返して行く。
結局15Km位行き過ぎたことになる。
春日地区にある氷上高校の傍にある兵主神社にようやく到着。
長い参道の先に木造鳥居、さらにその先に茅の輪が設えてあったダウン
関白近衛家とはゆかりが深く、鳥居の額も1814年に近衛家から寄進されたもの。
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ここも由緒ある延喜式内社であるが、先ほどの西脇市の兵主神社とはだいぶ趣が違う。
なお兵主神社は全国に19社あるという。
拝殿は新しいが、格子戸がうまく使われているダウン
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拝殿の中には極彩色の絵馬が沢山奉納されていたダウン
また社殿裏山の社叢は12haあり、巨木が多い。
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746年に兵庫の守護神として鎮祭された延喜式内社に列なる古社。
祭神は大名持大神、少名持大神、天香山大神、恵比須大神。
本殿は全面に細かな彫刻が施されているダウン
 
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