6月30日から二泊三日で、京都の一人旅に出かけてきた。
この旅の目的は翌1日に兵庫県丹波市の寺社巡りをするためである。
そのために京都に前後一泊したといっても過言ではない。
 
30日、京都駅に着いたのは11時過ぎ。
今回は一人旅のため、日頃行けなかった山科区の山合いの寺社を訪ねることにした。
駅前観光案内所で一日乗車券1200円を買ってスタート。
 
地下鉄の乗り、東西線に乗り換えて蹴上駅に下車。
東海道を少し登ると左手に「日向大神宮」と「安養寺」入り口の石碑が立っている。ダウン
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石畳を登ってゆくと琵琶湖疏水に架かる石橋に出た。
疏水が滔々と流れているダウン
この琵琶湖疏水は琵琶湖の水を京都に引き込むため、全長20kmに亘って明治18年着工、23年に竣工した。
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ここ蹴上の舟溜まりから南禅寺の舟溜まりを結ぶ傾斜地に二本のレールを敷いて、舟を艇架台(台車)にのせて運んだ施設(インクライン)の一部が残っていた。
後ろの車輪状のものは鋼索をかけるための滑車。ダウン
 
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狭い石畳の道を登って行くと左手に石段の先に開かずの門がある。
安養寺である。右下矢印
 
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安養寺は西山浄土宗の寺院、山号は青龍山。
傾斜地にすがりつくような狭い境内。
樹木に隠れるように本堂(左)と不動明王堂(正面奥)が建っている。左下矢印
 
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日向大神宮に続く細い石畳の道をさらに登って行く。
散り残した紫陽花など緑が眼に沁みるダウン
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