6月25日(土)は朝からマンションの総会に出席した後、午後からは例の四人組で久しぶりに「東京23区の好きな寺社巡り」に出かける。
3月に予定していた寺社巡りを大震災で中止し、4月は計画停電で再度中止、5月は福井地区の寺社巡りをしたため2月以来となる。
なお今回からは書式を変更した。
 
この日は14時半に東急東横線祐天寺駅に集合して、蛇崩川緑道を歩きながら駒繋神社、西澄寺、世田谷観音、龍雲寺、タクシーに乗り駒留八幡、円光院、実相院、無量寺、永安寺から慶元寺、氷川神社を訪ねるコースを設定。
いわば世田谷区の中央部分を東から西に縦断することになる。
これらは私鉄駅から離れた場所にある寺社が多いためタクシーを利用。
 
祐天寺には現役時代の最後の10年間、蛇崩近くにあった社宅に住んでいた思い出の地でもあり、歩いていてさまざまな出来事が蘇ってくる。
              
まず緑道に沿って歩き、駒繋神社に。
この辺りは当時の散歩道であったところ。
朱色の橋が架かり、左手の鳥居から石段を登ってゆくダウン
 
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祭神は大国主命、創建は不詳なれど1056年以前とのこと。
狭い境内ながら朱の本殿(彫刻が良い)ダウン、神楽殿、招魂社などが並んで建っている。
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1056年に源義家が祈願参拝をし、さらに1189年に源頼朝が参拝の折、馬を繋いだ松があり、このため明治以降に駒繋神社と呼ばれるようになった由。ダウン
 
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さらに緑道を歩いて、西澄寺を訪ねる。
この日の天気予報では午後は雨模様とのことであったが、少し小雨がパラついた程度で大いに助かる。
 
西澄寺は入り口から山門にかけて見事な樹木の中の参道が続くダウン
これだけでも大寺の風格が漂う。
 
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参道の先に豪壮な武家屋敷門
蜂須賀家の三田・中屋敷にあった切妻造両出番所両潜り戸付きダウン
25万石の格式が漂う。
 
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境内には鬱蒼とした樹木が立ち並ぶ。
特に桜、つつじの季節が美しい。
宗派は真言宗智山派、山号は日輪山薬王院。
写真は客殿ダウン
 
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客殿から本堂に続く「渡り石廊下」は珍しい。ダウン
 
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木造本堂は1922年築ダウン
開山は1574年で開基は隆向和尚。
中興開山は宥秀上人(1672年寂)。
本尊は薬師如来
一時荒廃したが明治25年に復興された。
 
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他に薬師堂ダウン、鐘楼、客殿、稲荷社などが点在する。
 
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お知らせ
30日より二泊三日で京都に一人旅で出かけますので、その間ブログはお休みとなります。
今回は念願の兵庫県丹波市の寺社の一部を、友人の車で回る予定です。
大いに楽しみにしています。