次に訪ねる予定にしていた樺八幡神社、聖徳寺は高い山を一山越えてゆかねばならないと運転手が渋る。
止むなく諦めて、大野城跡の麓の「平成大野屋」で昼食とする。
しかし帰ってから調べると、この後永平寺に向かう途中の美山駅から入るとすぐだったのにと悔やまれる。
 
険しい小高い山の頂上に立つ大野城は昭和43年に再建されたもの。左下矢印
 
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この辺りは観光客用に整備されており「越前おおの結ステーション」となっている。
その近くに柳廼(やなぎの)神社があるので立ち寄る。
鳥居は明神鳥居。ダウン
 
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大野の藩主は江戸期には土井家であり、その7代藩主土井利忠は藩政改革に功績があり、明治15年に祭神として創建された。
社殿は新しく平成19年に修復されたばかり。ダウン
本殿には雪囲いがしてある。
 
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境内には元大野城址の堀の一部が残されていた。
この池はお馬屋池ダウンと言われ、馬の飲料水や身体を洗うのに使用されていた。
 
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また境内には大野市民族資料館が建っている。
明治22年築で、代官所様式の元大野区裁判所を移築したものダウン
またこの社殿の裏側からは再建された大野城への九十九折り道がある。
 
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時間で貸し切ったタクシーながら運転手が不親切なため、大野市内はこれで打ち上げて、永平寺、一乗谷朝倉館跡を回って福井駅に戻ることにした。