タクシーは一路、越前大野市に向かう。
越前大野市は「北陸の小京都」と言われる。
金森長近によって作られた城下町であり、名水の里でもある
 
まずは市街を通り抜けて、盆地の南端である銀杏峰(1440m)山麓沿いにある宝慶寺を目指して走る。
杉の大木が繁る長い参道を車は登って行く。
ようやく到着すると質素な総門、参道が続くダウン
 
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写真は山門ダウン
 
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宝慶寺(ほうきょうじ)は曹洞宗の寺院、山号は薦福山。
1278年に寂円が開山。
永平寺に次ぐ第二道場で、今でも永平寺から修行に来るという。
写真は法堂ダウン
 
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写真は選仏堂ダウン
また寂円禅師が山上の石の上で座禅をすると牛と犬が現れ、托鉢の時には頭陀袋を掛けて供をし、夜は身を守ってくれ一生を共にしたという。
その牛と犬の像もある。
 
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写真は僧堂ダウン
間口9間、奥行6間半。
希望があれば約50名が座禅出来ると言う。
 
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総門の横に旧橋本家住宅があり、入母屋造茅葺で重文指定。
100戸近くあった門前集落の中で、橋本家は代々庄屋や戸長を務めた家柄の農家。
江戸時代中期に建てられた間口六間、奥行四間の建物。ダウン
 
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