福井市郊外の大安寺を訪ねた後、車はようやく市街地に入る。
タクシーの運転手さんは武生地区が地盤であるため、福井市内の寺社の場所がなかなか判らず苦労する。
 
車は大通りを南下して長慶寺に。
見るからに重厚な山門ダウンを入ると、樹齢400年のイチョウがある。
またラカンマキは樹高12,5mという。
 
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真宗本派の寺院、山号は龍台山。
写真は本堂ダウン
鐘楼は新しいが彫刻がびっしりしてある。
 
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またこの寺は北の庄城主堀秀政の菩提寺である。
1585年に堀秀政が越前18万石の城主となったが、わずか二代13年間のみで転封となった。
写真は堀政の墓だが、土台だけなのかなダウン
 
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続いて足羽山周辺の寺社を訪ねることに。
足羽山は標高117mで、古墳群などが形成されており、福井市のシンボル的存在。
 
その東麓にある、通安寺を探し探し訪ねる。
この辺りは市内で戦災・震災に遭わなかった唯一の地区という。
到着した時、丁度住職も車で帰ってこられた時であり、「観光で来ました」と言うと、ここまで来る観光客は少ないと見えて、怪訝な顔をされていた。
山門は永平寺から拝領した薬医門ダウン
 
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1615年の開創。
福井藩の代々家老職狛家の菩提寺
曹洞宗の寺院、山号は仙桃山。
写真は本堂ダウン
 
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境内には観音石仏がずらりと並び、それぞれに姿形が違っていて面白い左下矢印
また墓地には五輪塔と、飛び地に宝筐印塔がある。
 
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車は足羽山の急坂を登って行く。
途中に藤島神社があったが、雨脚が一段と強くなったため車窓からの参拝のみとする。ダウン
新田義貞を主祭神とし、彼の兜、太刀などを所蔵する。
 
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