越前市に別れをつげて、タクシーは鯖江市内にと向かう。
鯖江市は眼鏡の町として名高く、一時は国内シェアーの80%以上を占めていたが、今では中国にシェアーを奪われ苦しくなってきているとは運転手さんの弁。
 
鯖江市には現役時代、福井に出張の折に眼鏡の購入のため訪れて以来のことである。
車はまず舟津神社にと向かう。
 
舟津神社は式内社であり、北陸で最も古い134年の創建という古社中の古社。
参道は長く、両側に樹木が並ぶ。ダウン
雨に濡れての新緑が実に鮮やかである。
 
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参道の途中にある大鳥居は木造両部鳥居で、1800年築。ダウン
 
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社殿入り口にある赤鳥居は1774年築。ダウン
 
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本殿は1818年築、五間社流造で柿葺き、拝殿は切妻造。ダウン
祭神は大彦命、孝元天王、素佐鳴雄命。
余談だが、雨が降りしきる中、傘をさしながら片手で写真を撮ると、右下がりのクセがどの写真にも出ているのでご勘弁下さい。
 
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境内社として八幡神社ほかがあった。ダウン
 
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さらに萬慶寺を訪ねる。
総門前からの眺めると境内は余り広くはなさそうだが、少し高台に總門があり、鐘楼などが望まれる。ダウン
 
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楼門は1849年築、一間一戸四脚二階建。
今しも躑躅が満開であり華やかさを添えている。ダウン
 
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曹洞宗の寺院、山号は亨浄山、
初代藩主間部詮言が間部家の菩提寺として1720年に創建。
本堂は1814年築で八間半四方の建物ダウン
 
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お知らせ
23日より約一週間、旅に出かけますので、その間ブログはお休みとなります。
徳山の墓参のあと、博多に二泊、神戸の義母宅に数日滞在予定。
また福井県下の寺社探訪の記事がかなり残っていますが、続きは28日か、29日以降となります。