寺町から川沿いに西に歩き、ようやく北街道に出ることができた。
北街道をしばらく歩いて左折し、龍雲寺に立ち寄る。
七代今川氏親夫人寿桂尼の菩提寺である。
彼女は、桶狭間で今川義元が破れた後、今川家を一つにまとめて「女戦国大名」の異名を持つ。
 
石柱門を入ると本堂が建つ。ダウン
曹洞宗の寺院、山号は洞谷山。
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寿桂尼の墓所は案内板に従って行くと、畦道を通り裏山にと登ってゆく。
五輪塔二基と石塔が並ぶが、いずれが彼女のものかは判然としない由。ダウン
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龍雲寺の参道の東に愛宕神社の道標がある。
それに惹かれてゆくと鳥居があり、石段が続いており、入り口に「秘境愛宕山」の石碑が立っていた。ダウン
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興味が涌いたので登ってみることにしたが、これがまた大変な石段であった。
後で調べると元愛宕山城跡に神社が立っているとのこと。
 
途中、社殿かなと思うと来宮神社であり、さらに三輪鳥居であったダウン
ようやく見えた鳥居まで280段あり、社殿まではさらに急石段が続いている。
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ようやくのことに頂上にたどり着いて参拝。
祭神は迦具突智命、木花開耶姫命。
この愛宕山は古代より山岳信仰のご神体として信仰され、家康は駿府城の鬼門除けとした。
小さいがなかなか風情のある社殿であるダウン
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すでに歩数は30000歩を越えており、かなり疲れたが意地になって蓮永寺までは歩くことにした。
北街道をさらに西に歩くと左手に須賀神社が見えたので立ち寄る。
祭神は建速須佐命。
中央の社殿の左に平成稲荷社ダウン、右に福神社の社が建つ。
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