静岡浅間神社神部神社浅間神社、大歳御祖神社の三社を総称し、駿河国総社として信仰されている。
鎌倉時代以降、歴代幕府の崇敬を受け、特に江戸時代の1804年から60年の歳月と巨費を投じて造られたのが現在の社殿群である。
南の安西通りに総門(重文)が開くダウン
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境内は45000㎡もあり舞殿を除いては漆塗り極彩色であり、社殿群のうち26棟が重文指定されているという豪華さで、「東海の日光」とも呼ばれている。
総門を入るとすぐ右手に神厩舎(重文)があるダウン
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正面が神部神社・浅間神社の楼門(重文)である。ダウン
漆塗りの極彩色に、彫刻がこれまた美しい。
彫刻の龍は左甚五郎作と伝わる。
楼門からは回廊(重文)がぐるりとめぐらされている。
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回廊に囲まれて舞殿(重文)があり、さらに神部神社・浅間神社の大拝殿(重文)が建つ。
写真は右が舞殿、左が大拝殿。ダウン
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大拝殿は楼閣造りで高は25m、殿内は132畳敷きという広さ。
建築様式といい、その眩いばかりの豪華さに圧倒される。ダウン
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その奥に神部神社・浅間神社の本殿(重文)がある。
二社合同殿という珍しい構造である。
この彫刻も素晴らしい。ダウン
なお神部神社の主祭神は大己貴命、浅間神社の主祭神は木之花咲耶姫命である。
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