続いて松源寺を訪ねる。
臨済宗妙心寺派の寺院、山号は瑞泉山。
開山は英宗禅師(1586年寂)。
山門を入ると、参道は突き当って左折して境内に入る。
狭い境内を有効に活用する工夫が覗える。
書院前は花がびっしり植えられていた。
狭い境内には横長の本堂。
その左には「瑞松の庭」と名付けられ、松が二本ある。
しかし庭園と呼ぶには少し狭すぎる。
さらに安西寺が続く。
時宗の寺院で、山号は城久山。
1317年の開山。江戸期には8,8石の朱印寺。
また明治41年丸山福田寺を統合した。
この寺には家康が鷹狩りの時、休憩したという。
写真は本堂。
境内に日限地蔵堂があり、お堂内には小さな地蔵仏がびっしり並んでいた。
元は駿府城二ノ丸の鬼門除けとしてあった地蔵菩薩を移したもの。
いよいよメインの浅間神社に近づいたが、手前に東雲神社がある。
祭神は徳川家康、速須佐之男命と天神社、稲荷社。
質素な門を入ると右折して石段を登ってゆく。
「丸山の権現さん」として親しまれている。
狭い境内であり社も小さいが、なかなか由緒がありそう。
創建は1622年。