入間市駅まで戻り、また電車に乗って仏子駅に下車。
ここから南に向かって峠を越えて新久地区まで歩くことにする。
かなりの坂道でまた距離もあり、ようやくのことで町の入り口にある八坂神社に到着。
 
八坂神社はこの後で訪ねる予定の龍円寺の表鬼門除けとして祭祀されたという。
社殿は新しく平成16年に再建されたばかり。ダウン
昔は牛頭天王と呼ばれていたが改称されたとのこと。
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さらに坂道を下って町中にある東光寺を訪ねる。
宗派は真言宗豊山派、山号は法栄山。
創建は不明だが、中興開山は印融法師(1519年寂)。
1702年に現在地に移転してきた。
写真は境内全体。鐘楼も見える。ダウン
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石柱門を入ると正面に大きな本堂が建つダウン
1751年再建。
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本堂前には1674年鋳造の梵鐘が置かれているダウン
また別に鐘楼も建つ。
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薬師堂の前には樹齢300年のタラヨウ(多羅葉)の木があるダウン
モチノキ科の常緑高木で赤い実をつける。
この葉の裏に尖ったもので字を書くと字が消えず、郵便ハガキの「ハガキ」の語源にもなった。
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先ほど駅から登って来た峠道には人家など何もなかったが、この新久、東金子地区には立派なスーパーもあり、かなりの住宅街が広がっているのにびっくりする。
その中を東に歩いて小谷田氷川神社を訪ねる。
大通りから参道に入り石段を登ると樹木に囲まれて社殿がひっそりと建っている。ダウン
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1188年に分社されたという。
本殿は一間社流造、こけら葺だが覆われており何も見えない。
これは1768年に再建されたもの。
拝殿、幣殿、本殿が縦に繋がり見事な建造物ダウン
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