元加治駅から電車に乗り、入間市駅に戻る。
ちょうどお昼時間になったので駅ビル「ぺぺ」の中の喫茶店で腹ごしらえ。
 
駅から西に向かって歩き、16号線に出て、南に下がると氷川神社の境内に至る。
あまり広くない境内に朱の木鳥居が附け足したように立っている。
控え柱が付き、おまけに細い屋根までつけてある。ダウン
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ここの本殿は1768年築の一間社流造で、市内では一番古い建物。
しかし覆殿がしてあり、本殿は見えない。ダウン
古い八幡神社、浅間神社の石祠なども安置されていた。
また毎年7月の天王様の祭りには「高倉はやし」が演奏され「高倉祇園太鼓」も披露されるとのこと。
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続いては16号線を渡って住宅地の間を北に向かい高倉寺を目指す。
高倉寺(こうそうじ)は、三本線の塀を廻らし広い境内を持つ。
石柱門と仁王像が置かれていた。ダウン
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宗派は曹洞宗、山号は光昌山。
石柱門を入ると駐車場が広がり、その先に建つ楼門ダウンは昭和63年築とまだ新しい。
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楼門には双龍が彫刻されている。
すなわち右の阿形龍、左の吽形龍であるダウン
また二階には釈迦如来、十六羅漢が安置されている。
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お目当ての観音堂は方三間、一重の入母屋造り。ダウン
屋根の茅葺は銅版で覆われているが、軒が反り上がり優美そのもの。
さらに周囲に縁を廻らし、花頭窓、桟唐戸、組物などは禅宗様式。
室町時代初期に建てられ重文指定。
元は飯能市の長念寺に建てられていたものを1744年に移築したもの。
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本堂は鉄筋土台の上に木造で建てられている。ダウン
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また三本柱の手水場、可愛い七福堂、鐘楼なども建っている。ダウン
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