大地震の後、気分が晴れずここしばらく近隣の寺社巡りを止めていた。
ある本を見ていて入間市の高倉寺に重文の観音堂があることを知り、入間市観光協会のネットから他にもめぼしい寺社を選んで、思い切って31日に入間市まで出かけてきた。
 
南武線で府中本町、武蔵野線に乗り換えて新秋津駅に。
秋津駅から西武池袋線に乗り、入間市駅を通りこして元加治駅に下車する。
まずは駅からすぐのところにある円照寺を訪ねる。
 
白塀に続く山門は閉まったままであるが、門前には岩などが配されており大寺の風格が漂うダウン
真言宗智山派の寺院、山号は光明山。
1205年に守護職加治氏の菩提寺として建立された。
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境内の中央には池が二つある。ダウン
七不思議の池(水濁れば3日のうちに雨が降る、蛙鳴くことなし等々)とも言われているが、鯉が泳ぎ睡蓮の花が美しいとのこと。
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左の弁天池の島には弁財天が祀られており橋を渡って本堂に行けるようになっているダウン
1256年に厳島より加治氏が勧請。
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池の手前には不動堂が建つ。ダウン
創建は不詳。
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一重寄棟造りで扉は赤く、また彫刻が施され優美な造り。ダウン
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本堂には花頭窓がありダウン、昭和38年の再建。
桜の蕾がほころぶ寸前であった。
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他に鐘楼、大師堂などがある。
また重文指定されている板碑は、蔵に納められていたのが残念。