続いて訪ねた楞厳寺(りょうごんじ)は大きな池のほとりに建っていた。
川の傍にお寺があるのは多いが、池の畔に建つのは珍しい。ダウン
楞厳寺は関西花の寺25霊場第二番であり、この池のハスの花も美しいとのこと。
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質素な山門を入ると狭い境内に観音堂と庫裏が並んで建つ。ダウン
当初はここが本堂だと勘違いした。
通称「カラス寺」と呼ばれているとのことだが、帰ってから調べると襖絵30面にカラスが描かれているからとのこと。
カラスが多いからそう呼ばれるのではありませんよ、運転手さん。
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観音堂右手から本堂へと石段が登っているダウン
宗派は高野山真言宗、山号は塩岳山。
開創は732年という古刹。
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高台に本堂がポツンと建っていた。ダウン
三間四方宝形造り。
1708年築であり、本尊は薬師瑠璃光如来。
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本堂に続く石段の途中に日限地蔵尊と御香水がある。ダウン
写真中央の宝筐印塔の最上部の下に水たまりがあり、この水が御香水と呼ばれ霊験ありと伝わる。
この印塔には1511年銘があるという。
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