長らくの御無沙汰でした。
東北北関東大地震も日が経つにつれてその被害の甚大さに暗澹たる気持ちになってきました。
また原発被害による計画停電、放射能漏れ、さらには野菜などの生鮮食料品などへの影響などで、私にも身近な問題となってきています。
 
そのため、東京を始めとする買占め、悪質な風評に加えて、今更ながらの政治家の無能さは腹が立つことを通り越して絶望観に襲われます。
さらには被災地の中継を見るにつけ、マスコミの無神経さ非常識さにも呆れています。
 
個人的には計画停電の影響で、近所以外には出かけることがほとんどなくなり、心のゆとりが失われていることが残念です。
 
そうした中、久しぶりにブログの無い生活を味わいました。
すると時間とはこんなにもゆとりがあるのかと、当初は喜んでおりました。
しかしこれではいけない、余生をもっと刺激のあるものとして有意義に過ごしたいという気持ちもフツフツと湧いてまいりました。
 
今回、タイトルも当初の「寺社巡りと映画と酒、ときどき旅」に戻して、これからはもっと幅広く残された人生を楽しんでゆきたいと思います。
 
今年になって映画観賞の本数がかなり増えて、すでに30本になります。
この冬の寒さに加え、近郊の寺社はかなり回り終えたこともあり、また映画に目が戻ったためです。
 
その中で特に記憶に残るのは「最後の忠臣蔵」「海炭市叙景」「太平洋の奇跡」「英国王のスピチ」「ヒァ・アフター」などです。
またビデオでは「息もできない」「第9地区」「インビクタス・負けざる者たち」「チェイサー」「母なる証明」「イースタン・プロミス」「エグザイル絆」などなどです。
 
中でも韓国映画の物凄いバイタリティには全く驚かされ、日本映画はとても太刀打ちできないところにいってしまいました。
特に「母なる証明」がお気に入りです。
 
地震の後、旅行は自粛していたのですが、気分転換も兼ねて明日から二泊三日で京都方面に出かけてきます。
という訳で本格的な復帰は26日からの予定です。
まずは復帰のご挨拶まで。