西武池袋線池袋駅に戻って電車に乗り、ひと駅目の椎名町に下車。
駅のすぐ横には「すずらん通り」のアーケード商店街がある。
駅近で、見るからに庶民的な商店街であるが、しかしご多分にもれずシヤッター通りと化していた。ダウン
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椎名町駅近くにある長崎神社と、境内が隣り合わせの金剛院を訪ねる。
 
128長崎神社
祭神  櫛名田比売命、合祀 須佐之男命
創建  不詳
住所  豊島区長崎1-9-4
 
大きな石鳥居をくぐると、大木が鬱蒼と茂る。
こんな駅前にこれだけの境内がよく残ったものだと感心する。
ちょうど紅梅が満開。ダウン
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古い木造社殿、神楽殿等が建ち、社殿右には招魂社、左には小柳稲荷社がある。ダウン
本殿は1849年築、拝殿は1899年築。
祭神は女神であるため、江戸期には「十羅刹女社」と言われた由。
また五月の第二日曜日には元禄時代から続く「獅子祭礼」が行われる。
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129金剛院
宗派  真言宗豊山派
山号  蓮華山  寺号 仏性寺
開創  1522年に聖弁和尚
本尊  阿弥陀三尊
住所  豊島区長崎1-9-2
 
入り口に長崎不動尊堂が祀られており、朱塗りの薬医門は1780年築。ダウン
御府内76番札所であり、1715年に現在地に移転した。
また長崎神社の別当寺でもある。
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明治34年には長崎村役場が置かれた。
本堂は鉄筋瓦葺で尖塔ある建物。
枝垂れ白梅も見事。ダウン
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境内は手入れされた植え込みが施され、その中に大師堂、三面大黒天堂、鐘楼、仏舎利塔、宝筐印塔、お砂踏参拝所などが配されている。
弘法大師修行像の横には、ちょうど枝垂れ紅梅が満開で、華やかさを演出していた。ダウン
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境内の片隅に二基の板碑など石碑がまとめられていた。ダウン
一基は阿弥陀如来が彫られ、一基には1440年の年号が刻まれているという。
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椎名町から電車で池袋に戻り、東武百貨店の13Fにある蕎麦屋に入り、恒例の反省会。
この日の道程は14000歩であった。
今年春の修学旅行は5月にすることを決定。場所で未定。