大円寺を出て、向丘二丁目あたりの寺院を見ながらを歩いて行く。
大林寺は入り口の雰囲気は良いのだがダウン、広い境内の先には鉄筋本堂が建ち、いささかガッカリ。
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本郷通りに出て、吉祥寺に向かう途中にある南谷寺に立ち寄る。
ここは江戸五色不動の一つ、赤目不動堂があるためである。ダウン
お堂を覗いてみるが、赤目には見えなかった。
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いよいよ吉祥寺を訪ねることにする。
 
121吉祥寺
宗派  曹洞宗
山号  諏訪山
開基  1458年 太田道灌
本尊  釈迦如来
住所  文京区本駒込3-19-17
 
江戸時代、栴檀林(せんだんりん)と呼ばれた僧侶養成寺院であり、後に駒澤大学となる。
多くの学寮、寮舎を備え常時1000人の学僧がいたという。
そのほとんどは大空襲で焼けてしまい、山門と経蔵のみ残った。
しかしその面影は今でも、広い広い境内から覗い知ることができる。
明暦の大火で、当寺の門前町の住民が移住したのが、現在の武蔵野市吉祥寺である。
境内には他に本堂、書院、鐘楼、茗荷稲荷社、お七・吉三郎の比翼塚など。
広い墓地の中には二宮尊徳、榎本武揚、川上眉山の墓などもある。
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壮大な山門
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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経堂は図書収蔵庫であり、内部には八角形の転輪蔵がある。
1804年再建の二重宝形造り。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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経堂の華麗な彫刻
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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鉄筋本堂、書院と境内
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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榎本武揚の墓