これで一応、予定していた寺社は回り終えたが、30年前に露子女史と飲んだお店「梅の木」は今でもやっているのか訪ねながら、ついでに大光寺、神明神社をも訪ねることにした。
飯能駅近くの踏切を渡り南に下がって行くと、見覚えのあるお店「梅の木」はあった。
だがまだ時間が早いので、しっかりと閉まっていた。
 
さらに南に向かって歩き大光寺を探すが、遠くから伽藍は見えるのだが、入り口が判らずなかなか近付けない。
この辺りは昔ながらの曲がりくねった道が多く、行き止まりの道も多い。
 
ようやく尋ね当てた大光寺はこの日の中では、思っていたよりも建物が良く嬉しくなる。
真言宗智山派の寺院、山号は能満山。
この寺は虚空蔵尊と双盤念仏で知られている。
双盤念仏は虚空菩薩の縁日の4月と10月の各13日に演奏される。
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本堂も大きくはないが座りの良い建物である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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虚空蔵尊堂は1840年築で、本堂とは道路を隔てて建っている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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境内全体
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この日の最後に、大光寺近くの神明神社を訪ねる。
地元では「おしんめいさま」と呼ばれる。
1393年の鰐口が残り、この頃の創建。
祭神は天照大神、大山祇乃命、崇徳天皇、保食乃命ほか十二神。
同じ造りの新しい拝殿と本殿が対で並ぶ。
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ひときわ目立つのは樹齢800年というご神木のケヤキである。
高さは28mでその上、現在も極めて樹勢が盛んである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回の飯能の寺社巡りは、正直言ってあまり期待していなかった。
しかし寺院、神社ともに町中に結構広い境内を持つところが多いのに驚ろかされた。
次回は是非、飯能市街の周辺部の寺社も廻ってみたいものである。
 
飯能駅に戻り、西武池袋線、武蔵野線、南武線と乗り継いで武蔵中原駅に下車。
最近開拓した、居酒屋「三吉」に立ち寄る。
このあと久しぶりに武蔵小杉でカラオケ。
 
この日の道程は24000歩であり、心地よい疲れとお酒に大満足。