10月26日、久しぶりに23区の寺社巡りに、いつもの四人組で出かけた。
今回は反省会を東横線多摩川駅付近でやろうということが先に決まり、それに合わせて東急多摩川線沿いの寺社巡りとなった。
14時半に多摩川線武蔵新田駅での待ち合わせ。
いつもながら定刻前に全員集合。
この日の天気は曇りの予報だったが、生憎と小雨模様であり、かつ極めて寒い一日となった。
この日、一応写真は撮ったが、写りがあまり良くないため、翌日一人で写真を撮りに再度回ってきた。
よって写真のみは翌日撮ったものを多用している。
まずは武蔵新田駅の商店街を南下したところにある新田神社から訪ねた。
104新田神社
祭神 新田義興(新田義貞の第二子)
創建 1358年
住所 大田区矢口1-21-23
境内にはイワレのあるものが多くあり、歴史の重みを感じさせる神社である。
つい最近の朝日新聞の記事に、「LOVE神社」として紹介されていた。
「LOVE」とはお寺らしくなく少し奇をてらった感があり、個人的には眉をひそめるが。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/12/84/j/o0432032414527153750.jpg?caw=800)
写真は鳥居前から境内。
本殿は明治神宮の仮社殿として建てられたものを、昭和35年に移築したもの。
拝殿は流造で、本殿は神明造。
拝殿前の神灯は昭和31年に伊勢神宮より移転。
本堂真ん前のご神木は樹齢700年のケヤキ。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/84/42/j/o0432032414527153756.jpg?caw=800)
写真は社殿と矢守。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/b4/98/j/o0432032414527153793.jpg?caw=800)
本殿の後ろは祭神新田義興を埋葬した直径15mの円墳がある。
樹木が生い茂りその形は定かではない。(写真)
ここに生える篠竹を使った矢守は平賀源内が造ったもので、破魔矢の元祖とも言われ、魔除けとして有名とのこと。
境内には稲荷神社、一の鳥居納所、神輿庫、宝物殿などと共に「うなる狛犬」もある。
新田義興を謀殺した足利基氏家臣の畠山一族が付近に来ると、必ず雨が降りこの狛犬がうなったという。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/d7/bb/j/o0432032414527153801.jpg?caw=800)
写真は「うなる狛犬」
新田神社を出て多摩堤通りをまっすぐに北西に歩き、突き当りから小路を入ったところに蓮光院の立派な山門がある。
105蓮光院
宗派 真言宗智山派
山号 寿福山 寺号は円満寺
中興開山 法印源清(1574年卒)
本尊 大日如来
住所 大田区下丸子3-19-7
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/cf/f4/j/o0432032414527153813.jpg?caw=800)
木造山門が素晴らしい。(写真
)
![アップ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
この日は門が閉まっていて内には入れなかったが、翌日は開いていた。
この山門は備前池田家の表門とも言われる。
江戸時代末期築で、1万~5万石の小大名格の門形式とのこと。
境内は余り広くはないが、びっしりと手入れの良い植栽が立ち並んでいた。
本堂もなかなか立派だが、庫裏には人の気配がほとんどなかった。
玉川八十八ケ所霊場59番札所でもある。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/56/0c/j/o0432032414527153821.jpg?caw=800)
写真は境内と本堂。
すぐ裏手に六所神社がある。
1234年の創祀と古い。
祭神は大己貴命、伊邪那岐命、素盞鳴命、大宮比売命、瓊々杵命、布留大神。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/7f/e6/j/o0324043214527153832.jpg?caw=800)
番外として社殿の写真を。