姫路駅に着いたが、まだ時間があるため高砂市の生石(おうしこ)神社を訪ねることにした。
JR山陽本線の宝殿駅に下車。
駅近くから生石宝殿停車場線という真っ直ぐな道をひたすら歩く。
思っていたよりも遠く、法華山谷川という有難い名前の川を渡ると生石神社の石段に出る。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/a4/bb/j/o0324043214527153628.jpg?caw=800)
この石段も結構急であり、その上、石段の途中に車道が横切っており危ない。(写真)
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/6f/57/j/o0432032414527153637.jpg?caw=800)
石段を登って行くと、石垣を城郭のように積んだ割拝殿のような門がみえてきた。(写真)
中は見晴らし台になっていた。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/ab/ea/j/o0432032414527153644.jpg?caw=800)
さらに木造割拝殿が建っている。(写真)
ここの御神体は「石之宝殿」また「鎮の岩屋」と呼ばれる巨岩で、日本三奇とされる。
神代の昔、大穴牟遅、少毘古那の二神が、国を鎮める石の宮殿を一夜で作る工事にとりかかるが、賊の襲撃に遭い、途中までで夜明けを迎えた。
未完成であったが二神の霊がこの石に籠り国土を鎮めるとされた古事に由来する。
創建は崇神天皇の御世97年と気の遠くなるような古(いにしえ)である。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/6d/8f/j/o0324043214527153656.jpg?caw=800)
このご神体の石は大きくカメラに収まりきらない。(写真)
高さ5,7m、幅6,4m、奥行7,2mあり重さは500トンと言われる巨岩。
三方をガケに囲まれた水の中に鎮座している。
横には分岩の霊岩が置かれていた。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/5e/80/j/o0324043214527153664.jpg?caw=800)
周囲には石道が付けられており、写真はご神体の石を、恐れ多くも上から撮ったもの。
ここからは高砂の町並みが一望できる。