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放光寺と恵林寺には三年ばかり前に訪ねたことがある。
放光寺の境内は、いままで廻った寺社の閑散さに比べて沢山の観光客が見えており、その混雑ぶりにはびっくりする。
写真は仁王門。

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仁王門には金剛力士像二体を安置している。
鎌倉時代の作で1703年に修復され、高さは2,7mあり重文指定。(写真)


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真言宗智山派の寺院で、山号は高橋山。
1184年甲斐源氏新羅三郎義光の孫安田義定による創建。
信玄の祈願所となり繁栄したが、信長の兵火によりすべて無と帰し、その後家康の保護のもと中興された。
植え込みの中を進むと中門がある。(写真)

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横長の本堂だがまだ新しい。(写真)
拝観料を払い堂内に。
コーヒー又は抹茶付きで600円。
住職さんの丁寧な説明で一周する。

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本堂の左手には愛染明王堂が建っている。(写真)
宝物殿に安置された大日如来座像、不動明王立像、愛染明王立像はいずれも重文指定。


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本堂の裏手には庭園が広がる。(写真)
庭園を眺めながらコーヒーを頂く。
開基の安田義定の供養宝塔もある。

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また境内の片隅を流れる小屋敷セギの流れに沿って、茅葺の水車小屋が保存されている。(写真)
まだ現役なのであろうか、盛んに水車は回っていた。