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さらに車は村里から山道にと入って行く。
当初は運転手さんもその存在を知らなかった天神社にと向かう。
入り口から杉林の中、苔むした石段が続く。(写真)
苔むした石段を登りながら、この石段を人が訪れたのは何日ぶりなのであろうかなどと考えてしまうほど、人の気配が感じられない。

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周囲の杉林に囲まれ緑一色のなか、赤い鳥居がよく目立つ。
写真は境内を正面から。


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祭神は菅原道真、大己貴命、少彦名日本武尊
1064年、新羅三郎義光の創建
ここの神楽殿または額殿(?)は質素ながら横長である。(写真)
真ん中は少し低めに造られており、ここを通って拝殿に。
吹きっ放しになっており、村人の集会場だったのであろうか。

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拝殿は掘立小屋のような建物で、最初は物入れ小屋かと思ったほどである。
帰ってからネットでいろいろ調べてみるも、本殿以外には全く記事がない。
重文指定の本殿は一間社流造桧皮葺、丹塗りで古さは感じさせない。
最近、塗り替えたのであろうか。
1522年に武田信虎が再建。
写真は拝殿と本殿。

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自然林のような樹木が茂る境内は誠に気持ちが良い。
まさに自然の中に取り残されたような境内である。
写真は横から社殿全体を写したもの。

続いてタクシーは放光寺へと向かう。