イメージ 1
小諸の町には直近では二年前に懐古園を訪ねているため、女房殿は今回は市内の古い町並み街道を廻りたいとの希望。
まずは観光案内所に立ち寄り、お蕎麦の美味しいお店を紹介して頂く。
駅からガードをくぐり懐古園の三の門近くにある笛本に入る。(写真)
鄙びた雰囲気が良く、店内は客で一杯。
「くるみ蕎麦」と「くるみ餅」で満足、満足。

イメージ 2
案内所で頂いた「駅からのおすすめ回遊コース」に従って小諸市内を廻ることにした。
まずは線路沿いにある小諸本陣を訪ねるも、閉館で中には入れなかった。
ここは大名が宿泊した主屋であり、平成8年に移築復元されたもの。(写真)

イメージ 3
踏切の近くの旧街道に、本陣問屋が建っている。(写真)
江戸後期の建物であり、国内では珍しい立派な建物だと言われており、重文指定。
若山牧水は25歳の時に、ここの二階に二カ月滞在したという。
牧水といえば
「白玉の 歯にしみとほる秋の夜の 酒はしずかに 飲むべかりけり」同感!

イメージ 4
この辺りから北東に向かって真っ直ぐに旧街道の町並みが残り、また保存されている。
山謙酒造、脇本陣などが建ち、昔の石垣の家は城跡だという。
戦国時代に最初に造られた鍋蓋城の跡。
江戸時代は家老の屋敷であった。(写真)

イメージ 5
その先の大きな十字路の左には丁子庵がある。
明治18年に町屋として建てられたが、今は蕎麦屋になっている。
「男はつらいよ」の撮影にも使われたとか。
判りずらいが、写真の右手の手前から二軒目。(写真)