五井駅からの寺社・史跡巡りを終わるも、まだ時間は15時過ぎである。
かなり暑いなかではあるがまだまだ体力に余力があるので、電車に乗って次の八幡宿駅に下車して飯香岡神社を中心に寺社巡りを続けることにする。

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八幡宿駅西口に出て、すぐ右手にある満徳寺を訪ねた。
銀行支店の裏側にあるが、境内の仕切りもはっきりせず、散漫な感じのする寺院である。
新しい山門、本堂があるが何かアンバランスな感がする。(写真)
山号は地福山。

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前方にこんもりとした森が見えるのが飯香岡神社であるが、道路を挟んでその向かいにある白山神社をまず訪ねた。
樹木に囲まれた中、一段高い岡の上に朱色の社殿が建っていた。(写真)
境内全体に雑然としてあまり手入れされていない。

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いよいよお目当ての飯香岡神社に。
かなり広い境内は樹木に覆われており、古社の風格が漂う。
写真は入り口の鳥居から。

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それもそのはず、653年の創建と伝えられ、祭神は誉田別命。
拝殿(写真)は1691年の再建であり、正面には唐破風と千鳥破風が付いて華麗である。


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本殿は室町時代末期の建築とされ、総仁塗の入母屋造り。(写真)
あまり細かい装飾はなく豪壮な造りで拝殿と一体になっており、重文指定されている。
そのためこれは覆殿であり中に本殿があるのかと思ったが、本殿そのものであった。

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社殿の左右にはイチョウの古木がある。
右のいちょう根元から二股に分かれており夫婦銀杏と呼ばれ、ご神木である。(写真)
左のイチョウは源頼朝が源氏再興を祈願して逆さに植えたとされる。

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社殿の左右、裏側には境内社、末社がたくさんある。
目立つのは浅間神社で、かなり大きな富士塚が見事。(写真)
中年男性がその前で長いことお祈りをされていた。
また出羽三山を祀った石碑もなかなか立派である。
その他飯香岡天満宮などの社が並ぶ。

お知らせ
今日から三日間、女房殿への孝行のため出かけますので、ブログはお休みします。