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泊神社からさらに真北に歩くと右手に称名寺の境内がある
全体に塀を廻らしており、横からは鉄筋の山門、参道からは木造の山門がある。
この参道は生垣が続き、なかなかの眺めである。(写真)
山門は四脚門で、築地塀が付いていた。

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境内には堂宇がびっしり建っている。
楼閣のような建物は不動堂で、二階建ての上に相輪まであるという異形。(写真)


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その並びに本堂(写真)があり、さらに毘沙門堂が続く。
鉄筋書院に、大師堂、観音堂、さらには火伏八幡宮がある。
高野山真言宗の寺院で、山号は弘頂山。

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また大イチョウがあり、昔は加古川の町の目印になっていたという。
南北朝時代に足利軍と戦いこの地で墳死した七騎を祀ったという供養塔がある。
写真はその供養塔と、バックに見えるお堂は火伏八幡宮。
なおこの辺りは加古川城址である。

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加古川駅近くまで来たところに光念寺がある。
白塀に囲まれて新しい山門。
ここも狭い境内にびっしりと御堂が建っている。(写真は本堂)
真宗大谷派の寺院で、創建は1596年。

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加古川のアーケード商店街に出る。(写真)
思っていたよりも賑やかな商店街が続いているのにびっくりする。
ただ日曜日ということもあるのであろうか、または閉店したのかシヤッターの降りたお店も目立つが。

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加古川は新幹線駅からは取り残されたが、その分だけ落ち着いた街並みが残り、また歴史を感じさせる遺跡も結構多い。
大垣市を訪ねた時と同じ印象が残った。
今回の加古川の寺社巡りは海岸沿いの神社が多く、素晴らしい松の枝ぶりにも会うことができた。
次の機会には、少し北部の寺社も是非廻ってみたい。
写真はマリンブルーカラーの美しいJR加古川駅舎。