ここからは寺町通りに沿って並ぶ寺院を訪ねて廻る。

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極楽寺は浄土宗の寺院で、山号は安養山。
先ほどの妙慶寺の前身と同じく宗良親王の開山。
本堂は横長で前面の欄干と、階段のみが真っ赤に塗られているのが面白い。(写真)

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浄安寺も浄土宗の寺院であり、山号は笈松山。
1575年の創建。
山門の柱を邪鬼が支えており面白い。(写真)
また寄木造阿弥陀如来座像は1673年造であり金沢四大仏の一つ。

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松月寺は桜の大木で名高い。
三代藩主利常が小松城内から移したもので、樹齢400年。
塀の一部を突き破って根を張っている。しかし季節柄目立たない。
泉鏡花の「桜心中」に出てくる。
山門に地蔵堂(延命、水子)が繋がっていた。(写真)

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また横長の本堂が記憶に残る。(写真)
山号は瑞亀山、曹洞宗の寺院。


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隣には伏見寺の境内が続く。
山門には地蔵堂がくっ付いていた。(写真)


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山号は行基山(珍しい)、高野山真言宗の寺院で、奈良時代の創建。
本堂は旧護摩堂とのこと。(写真)
本尊阿弥陀如来座像は平安時代初期作で重文。

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寺院群の中に、珍しく諏訪神社があった。
祭神は建御名方神、誉田別命。
1429年に勧請。
狛犬が逆立ちしていた。(写真)
社殿、稲荷社などがある。