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大蓮寺は白壁に囲まれた広い境内を持つ。
浄土宗の寺院で、山号は宝池山。
1583年の開山。
本堂(写真)は1815年の再建。
前田利家の四女豪姫の位牌所である。

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豪姫は宇喜多秀家に嫁いだが、秀家は西軍に味方して破れ八丈島に流された。
本堂裏に廻ると宇喜多秀家と令室の墓がひっそりと立っていた。(写真)


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広小路の蛤坂にも寺院が並んでいるが、その入り口にある八坂神社は、利家が城下の鎮護と厄病除けのために勧請した。(写真)
素戔鳴尊弥栄八神を祀り、祇園社とも称する。

鵜川山常徳寺は真宗大谷派の寺院で、1444年の創建。
さらに成学寺、妙慶寺が並ぶ。

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成学寺は浄土宗の寺院で、山号は高養山。
三本線の入った立派な塀と黒い山門が建つ。(写真)
その入り口の塀の上には小さな風神、雷神が乗っかっていた。

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1647年の創建。
本堂は創建当時の切妻造書院造の要素をもった江戸初期の様式を持つ。
また境内には菅原道真も祀られている。
さらには芭蕉の句碑
「あかあかと 日はつれなくも 秋の風」の石碑がある。(写真)

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妙慶寺は浄土宗の寺院で、山号は安養山。
宗良親王が開山で、当初は極楽寺と称していた。
立派な塀を廻らし、茶瓦の山門が堂々と建つ。(写真)

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境内には屋根瓦の美しい本堂。(写真)
「天狗さんの寺」と呼ばれ、度々の大火からも何故か焼け残っているという。


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この真ん前に素晴らしい日本家屋が建っていたのでパチリ。
後で調べると1895年創建の老舗料亭とのこと。
それにしても立派な木造四階建の建物である。