鶴来駅から再び北陸鉄道に揺られて、今度は終点の金沢市内の寺町付近にある野町駅に下車。
時計を見ると、まだ12時前であり、以前に一度廻ったことがあるが、寺町の寺社巡りの散策に出かけた。
時計を見ると、まだ12時前であり、以前に一度廻ったことがあるが、寺町の寺社巡りの散策に出かけた。
城下町特有である一か所に寺院を集めて建立されたもので、江戸期には60ケ寺に上ったという。
今回は結局、50ケ寺近くの寺院と5神社を廻ったことになる。
今回は結局、50ケ寺近くの寺院と5神社を廻ったことになる。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/0b/ae/j/o0292038914527146518.jpg?caw=800)
駅近くに稲荷社があったのでまずは立ち寄ってスタート。
質素な社のみだが、高く伸びる松の木の二本が何故か風情あり。(写真)
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/90/ef/j/o0292038914527146534.jpg?caw=800)
千手院は真言宗の寺院で、山号は長久山。
天長年間(824~34年)の創建という古寺。
前田利家がこの寺を崇敬し、歴代藩主の祈願所となった。
本堂は元の護摩堂であり、質素な佇まい。(写真)
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/88/6d/j/o0389029214527146538.jpg?caw=800)
因徳寺は真宗大谷派の寺院で、山号は霊寶山。
1707年の開山。
狭い境内ながら山門、本堂(写真)共に江戸初期の様式を残す。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/7f/9d/j/o0389029214527146543.jpg?caw=800)
瑞泉寺も真宗大谷派の寺院、山号は杉谷山
寛永年間(1624~44年)の創建。
二本線の入った瓦付きの塀を廻らし、山門もがっしりしている。(写真)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/ee/93/j/o0389029214527146550.jpg?caw=800)
境内も結構広く、本堂も大きく素晴らしい(写真)。
ここには親鸞の御真影、蓮如の直筆文書など17000余の古文書が残されているという。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/82/b4/j/o0389029214527146558.jpg?caw=800)
今回どうしても訪ねたかった中村神社は少し離れており、捜し当てるのに苦労した。
参道には七夕が近いこともあり、笹と短冊が飾られていた。(写真)
祭神は武甕槌命、経津主神、天兒屋根命、比咩大神。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/43/84/j/o0389029214527146565.jpg?caw=800)
拝殿は金沢城の二の丸にあった能舞台を昭和40年に移築したという変わり種。(写真)
創建は不詳だが、平成21年に鎮座1100年を挙行した。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/12/tenpleandcinema/3c/13/j/o0389029214527146576.jpg?caw=800)
内部を覗くと、漆喰の極彩色の格子天井があり、欄間の飾りも精巧で、往時の豪勢さが覗える。(写真)
こんな豪華な拝殿にはめったにお目にかかれない。