引き続いて妙成寺の伽藍について述べたい。

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三十番神堂(重文)と拝殿も素晴らしい。(写真)
1614年の建立された美しい造りである。
内陣には日本の国神三十体を祭祀している。
拝殿は桁行三間、梁間二間で、こけら葺。

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三光堂(写真)は1614年に利常が建立したもので、重文指定。
堂内には日天、月天、明星天の三光天を安置。


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三光堂の屋根の鬼瓦は石造り。(写真)


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本堂(写真)は1614年の建立、この寺では最古の伽藍で重文。
入母屋造りでこけら葺き。


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本堂とならぶ祖師堂(写真)は1624年の建立でやはり重文。
唐様を基調とし、宗祖日蓮を祀る。
回廊が鐘楼、客殿へと続いている。

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書院(重文)は三代利常が祖君利家公と生母のために建立した。
前庭は自然の地形を利用して造られた蓬莱式池泉観賞庭園で、江戸時代初期の作庭。


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この書院の前庭から、植木越しにみる五重塔は一幅の絵である。(写真)