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善宝寺のすぐ近くにある椙尾神社を訪ねた。
まず目に着くのはどっしりとした石鳥居である(写真)。
1611年の銘があり、大山城主が寄進したもの。
両部鳥居形式の四脚門で、貫が左右に出ていない珍しい形。

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参道が続き、二の鳥居の先は石段となっている(写真)。
創建は不詳だが、一説には欽明期3年(540~71年)とも言われる古社。


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社殿が実に立派な建物である(写真)。
拝殿は1826年、本殿は1661年に再建されたもの。
祭神は事代主大神で、配神は天津羽羽神、龍田彦神、龍田姫神、月山神、大物忌神。

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ここの狛犬は本物の犬のように実に可愛い(写真)。
それもそのはず、この神社では毎年6月5日の例祭「犬まつり」が盛大に行われる。
村の裏山に住んでいた化け物を退治し村の苦難を救った「めっけ犬伝説」から、当日は「めっけ犬」がお前立となる。
この祭りの様子はブログ「YouTube」にて動画を見せて頂いたが、お祭りも豪華でかつ撮影も見事であった。感謝。

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境内にはなかなか立派な境内社が点在している。
武藤家御霊殿、八幡社、大山祇神社(写真)、猿田彦、天照皇太神宮などなど。


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拝殿を眺めていると、左手の庇の下に吊り棚のようなものが付いていた(写真)。
何に使うのであろうか。
先程のお祭りの動画には残念ながら写っていなかったが、祭礼の時使用するのであろうか。

すぐ近くに「麦きり」で有名な「寝覚屋半兵衛」がある。
時間が昼時なら、寄って食べてみたかったが、残念ながら今回はパス。

タクシーで鶴岡市内に戻り、町外れにある総隠寺で下車する。
ここから先の寺社・史跡巡りは歩きとする。