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大正院の石柱門は中山道に開いている。
街道沿いとあって、ここら辺りは古い町並みの面影があちこちに残る。
瀬戸物屋の戸谷八(写真)は永禄3年創業、仏具店の岸屋は廻船問屋のノレンが下がる。

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中山道を渡って東北に向かう道を進むと、本庄城跡の城下公園に至る。
その入り口に八坂神社の境内がある(写真)。
祭神は建速須佐之男命で、創立は1556年。
自然のままの樹木の中が境内になっている。

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民家風の社殿は1656年の再建のほか神輿庫がある。(写真)
毎年7月の祭礼には獅子舞が奉納される。


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さらに城下公園の西はずれにある城下稲荷神社を訪ねた。
祭神は宇迦之御魂神で、1556年に奉斎とある。
1844年再建の社殿は大木が並ぶなかにある。
大ケヤキは樹齢400年、30m四方に枝を張る。(写真)

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参道も長く、この辺りは本庄城址とのこと。
本庄城は1556年本庄実忠が築城し、その後小笠原信嶺が城主となったが、1612年に廃城となった。
写真は本庄城址の石碑と、城下稲荷の鳥居。

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少し南に下がり、福禄寿の円心寺を訪ねる。
境内は舗装されているが、朱塗りの木造鐘楼門がポツンと建っていた(写真)。
天明年間(1781~1789年)に建立された三間一戸重層門。
全面に色彩鮮やかな彫刻が施され、見た目もあでやかである。

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本堂は立派だが新しい。また六角堂もあった。
浄土宗の寺院で、山号は要行山。
天正年間(1573~1592年)に創建。