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いよいよ敦賀のメインである西福寺に到着。
浄土宗鎮西派の中本山で、浄土宗の古刹、山号は大原山。
総門(写真)は寛文年間に造られ、一本の木で建てたとされる。

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1368年に後光厳天皇の勅願により、両如が開山。
戦勝と平和到来を祈願しての勅願所とのこと。
山門(写真)は鉄筋で昭和52年再建された。

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正面に建つ御影堂は1808年の建立で重文。
大殿と呼ばれる堂々たる造りであるが、工事中であったのは残念。(写真)


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左手には二重屋根の阿弥陀堂が建っている(写真)。
美しく荘重な造りで、1593年再建の重文。


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さらに書院も重文であり、ここで受付をして庭園を拝観する。(写真)
福井城主であつた結城秀康が寄進した。
1400坪あるという書院庭園は江戸中期に造られ国名勝に指定されている。
今の季節は残念ながらまだ枯れ木が大いいが、若葉のころ、紅葉の頃はさぞかし絶景であろう。

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また書院から御影堂に繋がる廻廊は四修廊下と言われ、これまた重文指定。
念仏行者が極楽往生へ往生する姿を再現したという。
庭園とこの回廊とのバランスが良く、絵になる風景。(写真)

本来ならばこの後、柴田氏庭園に廻る予定だったが、途中で寄り道などしたためここでタイムアップ。
急ぎ敦賀駅に戻る。
駅売店で名物鯖寿司を買い込み、12時20発のローカル小浜線で小浜へと向かう。