21日、1000円で一日乗り放題の「大人の休日倶楽部ホリデーパス」を使い、高崎線の熊谷付近の寺社巡りに出かけた。
当初は上尾から各駅に下車しながら廻ろうと考えたが、途中乗り換えで時間を食って遅くなったので、まず吹上駅に下車し、続いて熊谷駅からの寺社巡りをすることにした。

高崎線吹上駅に下車するのは勿論初めてである。
江戸期には吹上宿があり、日光脇街道の宿場町として、また中山道の間の宿として栄えてきた。
吹上は鴻巣市に属し、駅前は再開発により、広い道路と新しい家並みが並ぶ。
その中を北に歩いて、勝龍寺を目指す。

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勝龍寺は山号を吹上山、浄土宗の寺院。
地図では境内がかなり広いが、行ってみるとそのうち墓地がほとんどを占めていることがわかった。
木造山門前には陶器に花が活けられ、なかなか奥ゆかしい(写真)。

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ただ境内は塀がなく開放的。
鉄筋本堂(写真)、閻魔堂、派手目の木造鐘楼などがポツンポツンと建っている。
お彼岸でもあり結構、墓参の人が見えていた。

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今度は66号線に戻り、さらに西に向かって歩いて東曜寺を訪ねる。
山号は瑠璃山、真言宗豊山派の寺院。
民家の中の参道を進むと墓地の間に木造本堂が建っている(写真)。

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境内にはイチョウと松の大木が立つ。
本堂左手には石仏群をうず高く積んであった(写真)。


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東曜寺の隣の敷地には吹上神社がある。
石鳥居と赤鳥居が続き、小さめの木造白壁の社殿がある(写真)。
社殿前の石灯篭がなかなか立派。

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他には神輿庫、社務所などが建っている。
明治期に山王社、稲荷社、氷川社、金毘羅社、天神社を合祀。
吹上夏祭りは賑やかとのこと。
写真は社殿全体。

吹上の寺社巡りはここまでにして、急ぎ駅に戻る。
次の熊谷行きの電車まで時間が15分あるので、構内の立ち食いで「きつねうどん」を急ぎ食べる。

明日からは墓参のため帰郷するので、ブログは五日間のお休みです。