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妙善寺の山門前に七面宮と出ているので立ち寄ってみた(写真)。
山号は七面山、日蓮宗の寺院。
二代藩主光友の腫れものを平癒祈願した七面女神像を祀っている。

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さらに栄国寺を訪ねた。
山号は清涼山、浄土宗西山派の寺院。
木造山門を入ると、植木や草花に埋もれるように、金ピカの木造本堂が建っている(写真)。
また霊安堂、地蔵堂、釈迦堂、鐘楼、弁財天、善光寺如来などがこまごまと建つ。

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また境内にはキリシタン遺跡博物館がある。
というのは、1664年に千本松原にて切支丹教徒200余人を処刑したが、翌年この菩提を弔うためその刑場跡地に、二代藩主光友が寺を創建したという。
お寺の裏側にその墓碑などが並んでいた(写真)。

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この辺りは石を投げればお寺に当たる位、寺院が多い。
その中で木造山門に変わった置物が飾られていたので立ち寄る(写真)。
崇覚寺であり、山号は長島山、真宗大谷派の寺院。
その置物は「キメラ」と書かれていたが一体何者なのだろう。
境内に入るとびっしりと樹木や草花で埋め尽くされており、一種の荒れ寺風であった。
戦災を免れた珍しい寺である。ただ本堂は工事中。

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さらに東本願寺別院を訪ねる。
この境内の広いことと、伽藍の大きいことに驚かされる。
なぜ西本願寺よりも大きいのか不思議に思って調べると、ここ名古屋は東本願寺の地盤なのだという。納得。
写真はどでかい鉄筋山門。

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1690年、一如上人の開創。
中央に建つ鉄筋本堂は昭和37年の再建(写真)。
さらに対面所、教務所の大きな伽藍が並ぶ。

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本堂の左に少し古い木造の納骨塔が建っているが、なかなか存在感がある(写真)。



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さらに境内の左隅に古渡城跡の碑がある。
古渡城は織田信長の父信秀が1534年に築城したもので、信長がここで元服したという。
その跡地に東本願寺別院を建てたという。

すぐ近くの名城線の東別院駅から地下鉄に乗り二つ目の矢場駅に下車し、さらに寺社めぐりを続ける。