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続いて善光寺の忠霊殿横の出入口からすぐのところにある、湯福神社を訪ねた。
善光寺の雑踏がウソのような静寂さが漂う境内である。
祭神は建御名方命の荒魂神。社名は「いぶき風」から発音変化したもので風の神。
写真は鳥居から境内。

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樹木に囲まれて木造社殿、社務所が建っている。
桁行三間、梁間二間の流造。
社殿前には大ケヤキが二本あり(写真)、それぞれ樹齢700年、900年であり、またもう一本のケヤキと合わせて三本の大ケヤキで有名。
境内の一画に真新しい善光廟が建っている。
これは善光寺開祖の本田善光の廟。上の写真、二の鳥居の内左の小さい社。

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この後、善光寺境内に戻りさらに境内を東に抜けて、東山魁夷館、長野県信濃美術館を訪ねた。
広い公園に隣接しており入館者も少なく、ゆったりとしたひとときが過ごせた。
写真はチケット。

さらに仁王門前の仲見世にまで戻り、七味唐辛子で有名な八幡屋磯五郎に立ち寄り、今年限定のご開帳缶などを買い求める。
軽くて小さく、なおかつ400円と、お土産として最適である。

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続いては武井神社を訪ねた。
しかし残念ながら社殿は大規模改築中(写真)。
祭神は同じく建御名方命であり、市内の四神社と共に7年毎に御柱祭が行われるとのこと。

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武井神社の真ん前の歩道を歩いていると、店番のおじさんと目が合い、「無料ですよ、見て行きませんか」という声につられて入る。
「門前商家 ちよっ蔵おいらい館」と言い、古い商家の見学と写真ギャラリーをしている。
このおじさんから長野の話をいろいろ伺う。
写真はその商家内部。

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さらにすぐ近くの康楽寺を訪ねる(写真)。
山号は白鳥山、真宗本派の寺院。
1211年、親鸞の供をした西仏上人が創建。

続いては先ほど立ち寄ったおじさんから勧められた、加茂神社を急遽訪ねてみることにした。
女房殿を近くの「ぱてぃお」に残して一人出かける。
ところがこれが思いのほか遠く、往復3km近くあり、急いで歩いたせいもあり、さすがに草臥れた。

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訪ねた加茂神社は、神社では市内唯一の茅葺拝殿を持つ(写真)。
祭神は別雷神 外三社であり、創建は平安時代初期と伝わる古社。
広めの境内は子供達の絶好の遊び場になっており、この日も大勢の子供達で賑やかであった。

ようやくのことで善光寺の参道まで戻り、ここからまたテクテクと駅方面に向かって歩いて行く。
当初はさらに参道の東寄りの寺社を廻りながら駅に向かう予定だったが、時間切れのため寺社めぐりはこれにて終了。
この日の夕食はネットで調べた駅近くの割烹「そおだ」に予約済み。
地元の人に人気が高いらしい。
結構広くまた小奇麗なお店で、ママが美人で大将も気風の良さそう。
まずまずの値段であり、料理も女房殿が美味しいと大満足。
近くであれば病み付きになりそうなお店であった。
こういう出会いも旅の楽しみの一つである。
この日は20000歩の道程であった。
ホテルメトロポリタンも素晴らしい部屋であり、酒の勢いもあり爆睡。