東京23区の寺社の中から、私が気に入った寺社を選んでもう再訪しょうという、二回目の会を先日21日に行なった。
なお一回目については私の別のブログに書いている。
今回も杉並区の寺社廻りということで、地下鉄丸の内線東高円寺駅に13:30待ち合わせ。
ここから歩き出して、最後は井の頭線永福町駅まで7寺社を訪ねた。
この日も結構寒ったが晴れ上がった良い天気、Kさん、Iさんと元気よくスタート。

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8常仙寺
宗派 曹洞宗
山号 石雲山
開創 1603年  開山は中野龍昌寺四世祥岩存吉和尚
本尊 薬師如来坐像
住所 杉並区高円寺南2-39-1
東高円寺駅から住宅街を南に歩いて常仙寺を目指す。
石柱門の横には紅梅が満開で、我々を迎えてくれた(写真)。

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境内は狭いが、綺麗に手入れされている。枝垂桜が咲けばまた一段と良い眺めであろう。
木造本堂(写真、05、8、28撮影)には行基作と伝わる薬師如来像が安置、小像ながら秀麗とのこと、虎薬師と呼ばれる。
なお明治41年に江戸麹町町よりこの地に移転してきた。
左にはお堂があり、覗くと虎そのものの像が納められていた。
1680年銘の庚申塔、如意輪観音、六地蔵などあり。

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さらに南に住宅地の中を歩いて行くと立法寺の大きな山門が見えてくる。
9立法寺
宗派 日蓮宗
山号、開山、本尊は案内板もなく、またネットで調べたが不明。
住所 杉並区和田2-16-13
新しいが馬鹿でかい仁王門(写真)はひときわ目立つ。
正直言って、境内に不似合いなほど大きい。

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仁王門にはガラス張りの中に四天王像が納められている。
極彩色の像で眩いばかりである。
写真は持国天像。

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仁王門を入ると正面に木造本堂(写真)が建ち、右手には大きな客殿が所狭しと建っている。
また左手には立派な彫り物を施した浄行堂、感応堂などがある。


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境内は塀を張り巡らせているが、裏に廻ると墓地が広いのにびっくり。
さらに本堂を裏側から見ると、宝形造の二重屋根が付随している(写真)。
本堂の表とか横にあるなら時たま見ることもあるが、どうしてこんな目立たないところに二重屋根を造ったのだろう。

続いては立法寺のさらに南隣りにある東円寺を訪ねた。