栗橋駅からの寺社めぐりを終えて駅まで戻るが、まだ少し時間の余裕もあり、どうしたものかと思案する。実は訪ねようかどうしょうか迷っている寺社が二つある。
手持ちの地図では、普通の寺社は黒字で書かれ、それとは別に太字や赤字で書かれた寺社がある。
過去訪ねた経験では、太字、赤字で書かれた寺社は概して古社や大寺が多い。
栗橋駅から少し遠いが、大利根町の蓮花院、善定寺が共に赤字で書かれていた。
随分迷ったが、あの時訪ねておけば良かったと、あとあと後悔しないよう、この二寺を思い切ってタクシーで廻ることにした。
結局、4000円のタクシー代を払い訪ねた。
結果的には正直言ってなぜ重要な寺院なのか理解に苦しむことになる。特に蓮花院については。

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まずタクシーに乗り、蓮花院に。
地元の運転手さんだったが、行き先を言うと一瞬、怪訝な顔をされた。
蓮花院は山号を安養山、真言宗智山派の寺院。
石柱門を入ると、狭い境内に木造本堂、地蔵堂が建つのみ(写真)。
おまけに何の説明板もない。

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続いて見渡す限りの畑の中を走り、その内にポツンと建つ善定寺を訪ねた。
山号は琴寄山、真言宗智山派の寺院。
木造山門の前には、仁王像が二体立っていた(写真)。


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境内には木造本堂(写真)、観音堂(?)が建つ。
また石仏群の中に地蔵尊、水子地蔵などがある。


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鐘楼前には六本の石柱塔が立っている。
よく見ると明治42年に造られたものであるが、何のために誰が作ったのか定かでない。
ここにも案内板が全くないので不親切である。

帰宅してからブログで調べてみたがやはり不明であり、埼玉県の寺社を取り上げた記事そのものが少ないことが解った。
埼玉県に在住で、寺社廻りに関心のある方は、是非記事を載せて頂きたいと切に思う。