白岡町での寺社めぐりの続きは、正福院を出て東に歩き、バス通りまで出てそれから北に歩いてゆくと興善寺の大きな仁王門が見えてくる。

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興善寺は山号を崇山、曹洞宗の大寺である。
何しろ木造仁王門が大きく素晴らしい(写真)。
ガラス戸に覆われて仁王像四体が安置されており、仁王門の屋根には鯱が二つ乗っかっており面白い。

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長い参道には寒ツバキが並び、赤い花びらを落し風情がある。
また門前墓地があり、古い檀家の墓が立っている。


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参道を進むと、質素な赤い山門が建つ(写真)。
この寺の伽藍の中では一番古いもの。
興善寺は平安期に慈覚大師により開基。


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山門を入ると左手の雑木林の中に、小ぶりな白山大権現堂(写真)と地蔵堂が並んで建っていた。



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境内は豪壮な造りの庭園になっており、中央には鉄筋本堂が建つ。
また本堂前にはこれも大きい十三石塔、大石燈篭、大石達磨像など、すべてがジャンボ。
写真は本堂と、併設されている幼稚園の園児たち。

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また十二本柱のこれまた大きい鐘楼が建っている(写真)。
写真の右奥に見えるのは併設幼稚園の遊び場に派手な塔が並んでいた。

ここからJR宇都宮線白岡駅まで歩き、電車の乗って次に栗橋町の寺社を訪ねることに。