綴る。
小町風伝
頭が追いつかなかった。
言葉と動作の質が濃厚すぎて字幕を見てはそれに浸り、役者の動きを見てはそれに浸りたくなる作品だった。
老婆と若い娘の2人が同じような動きをする時微妙に二組の動きが合ってないのは何故なのか。
本を読んでた娘と老婆との関係性は、本の中の世界という事なのか。
仮面を付けての動きは能からきていて、あれは既に死んだ者たちということなのか。
最後老婆は服装が小奇麗になる。その意味が1番何故なのか分からなかった。
夢の中とは決着をつけたということか。
役者の動きも圧巻だった。
息を合わせるという事を追求したらここまで出来るんだという印象が強く残った。
間違いなくそれだけではないだろうけど、1番の真髄はそこではないだろうと思う。
見ている先を見てしまうようなエネルギーを、全ての役者から感じた。
もう一度観たい。
ふたりの女
そーゆー発想で合わせるのかっという印象。
1番そう思わせたのは、六条が葵に取り付き始める源氏物語の有名なシーンの車争いをカーレースの会場で表現したところ。
面白く表現しつつも質の濃い作品だった。
葵は結局死に、そして、離れる六条を光が殺したのは何故なのか。そして殺した後抱きしめたのは愛してるが故に殺したということなのか。、
葵と六条の両方を愛していたが、六条が葵を呪い殺したため、愛してるが六条を殺したのは何故なのか。
鍵はどういう働きを持ってたのか。
源氏物語の中の、何かとしての表現だったのか、それともキャラクターの感情をモノとして表現してたのかずっと気になっていたけど分からなかった…。
あーにしても、
全く自分の考えが作品についていけてない。
もっと色々な事をしれば絶対もっと作品に入り込めるし、楽しめるのに…!
演劇を観終わると、自分の中で1冊の本を読み終わった後の気分になるのだけど、今回の2作は子供の時に、初めて何かの図鑑を読んだ後の感覚に似てると思った。
知識的には全く追いついてないけど、そこには確かに面白いなと思う内容があると感じさせる。
もっと演劇を知らなければ。
もっと自分の考えを具現化しなければ。
10年後にはあそこにいたい。
観る側でなく観せる側へ。
言葉をもっと知って、使いこなせるようにならなければ。