新宿セントラルクリニックによるカットオフ性病裁判

「新宿セントラルクリニックによるカットオフ性病裁判」
をもう一度考えて欲しいです。







（１）
新宿セントラルクリニックは、
「本当に詐欺的な利益だけで治療したのか？」
多分、いいえ。
患者を治そうとしたと思います。

クラミジアは偽陰性が問題になっているのです
清原元選手が薬では陰性になってしまうように、 阻害物質があればすぐ陰性になります。

PCR法でも他の方法でも限界があり、今問題になっています。
同じ症状が出る人で、検査では
０．９以下だったり、１．０以上だったりまちまちの結果が出ます。


そこで国は

「疑いがあれば薬を出していい」
というタマムシ色の方向で治療させているのです。


さらに、
今まではクラミジアは薬を長く飲ませていましたが
それでは治らない場合が多く、
濃いめの薬を一気に飲む方法に変えました。最近の事です。
それでも治らないという大変な人には対処できていません。

クラミジア治療が、２０１５年でこのように困難な治療をしている中で、
クラミジアが陰性だった、またはクラミジアだけかかっていたと
言えるでしょうか？

クリニックの診断が間違っているのでしょうか？




（２）
新宿セントラルクリニックにとって、
裁判は
勝っても負けても費用倒れになる為、
訴訟にも出なかったのでは？


なぜ（実際一人が実働されていたたしても）弁護団を結成されたのでしょうか？？？
この場合、相手に与える威圧？
弁護士は、服部功志、松井菜採、松田耕平、三枝恵真さん
この場合、誰に対して威圧でしょうか？


なぜ２５０万の金額を請求したのでしょう？結果は５０万になりましたが、
もし弁護士を雇えば経済的利益の計算が２００万円になります。
報酬の計算上は、大きな費用です


A氏が陰性で、疾患されていなかったのは、結果からみてそうであると思います
でも
弁護士に支払う報酬を考えると
新宿セントラルクリニックは弁護士を雇っても意味がないという判断は理解できます。

訴訟に出るくらいなら
目の前の１人以上の患者を治すことを選んだ可能性があります。




（３）
国の、性病治療の方向性が変わってきている現実

「新宿セントラルクリニックによるカットオフ性病裁判」
が、性病科に与えた影響は大きいでしょう。


性病についてはわからない事が多く、一個人の先生の判断が難しいのです。
「治る」方法が見つかっていないまま　
曖昧なままで治療を進める方向で
このまま何年も進むでしょう

先生は治らなくても「わかりません」しか言いようがない。

性病は蔓延し、

クラミジアが他の性病感染を増幅させ、
性病から疾患していく癌、アルツハイマー、その他の脳疾患、
が
急速に増えるのは間違いないでしょうね。


今、性病が蔓延しているのは、
厚生労働省のせいです。