皆さん初めまして!

 

早速ですが「イップス」って知っていますか?

 

「イップス」という言葉は、知らない人、聞いたことがない人が多いと思います。「イップス」というのは簡単に説明すると「スポーツで今まで出来ていたプレー、あるいは生活の中で今まで出来ていた行動が突然できなくなる症状」のことです。

 
野球で例えると
 ・わずかな距離の送球なのに、ボールを地面に叩き付けてしまう。
テニスで例えると
 ・フォアハンドストロークを打つと地面にボールが転がってしまう。
 
このように今まで何も考えずに出来ていたことが出来なくなってしまうことを「イップス」といいます。野球やゴルフではイップスについての情報がありますが、テニスではネットを探しても出てきません。私がイップスになったとき情報が少なく何をしたらいいか分からず困りました。そんな今困っている方たちの心のゆとりになれればと思いブログを書こうと思いました。

 

 私は小学校二年生の秋にテニスを始めて、中学二年生の時県のランキングでは3位、地方大会ベスト8、そして、中学三年生の春に腰椎分離症になってしまい半年間テニスをすることが出来なくなってしまいました。ようやく怪我が完治して迎えた復帰戦では一回戦敗退。そこから試合に出ても一回戦敗退や二回戦敗退が続き、私のイップス人生の始まりでした。

 

 最初は調子が上がらないだけだろう、スランプなのかな?と思っていましたが、中学三年生の冬に行われる県大会で、今までだったら簡単に勝てていた相手にマッチポイントを握られる程苦戦してしまい、ここで今までと違う。調子が上がらないだけではないと感じました。

 

 私のイップスの症状は、フォアハンドストロークとバックハンドストロークでした。フォアハンドストロークはネットの前に転がってしまうか、コートに収まらずアウトしてしまう症状。バックハンドストロークは打つ瞬間にてが震えてしまい、打つと下に飛んで行ったり、上に飛んで行ったり、コントロールが定まらない症状でした。

 

 そんな中、全国でもトップの高校に入学しました。もちろんトップ選手しかいないので、こんな状態ではメンバーにも入れませんし、チームの皆からも実力だと思われ、監督からも干されてしまう状況が続き、高校三年間は本当に辛い思いをしてきました。

 

 大学でイップスを治すためにテニスがしたくテニス部に入りました。現在私の中ではフォアハンドストロークのイップスは完治したと思っています。私以外にもこのような思いをしている人がたくさんいると思います。そんな人たちの力に少しでもなりたいと思い、テニスにおける「イップス」についてこのようなブロブを書いていきたいと思います。

 

 私は研究者でもイップスの専門家ではありませんが、イップスで悩んでいる方のお力になりたいと思っています。もしよろしければおご相談お待ちしております。お気軽に下記のアドレスにお問い合わせ下さい。

 

tennis.yips@gmail.com

お待ちしております。ではグッド!