引っ越しの準備が一通り終わり、

少し気持ちに、ゆとりが生まれました。


いやあ、荷物が多い・多い。

やっぱり、本や雑誌が困った程、増えてました。



段ボールに囲まれながら、ブログ更新です。



水疱瘡ワクチンは、今週予定通りに接種できました。



問題の長びいていた咳は、

喘息治療に使う吸入を行い軽減してきました。



ハウスダストなど関係あるかもしれないので、

布団など改善できる点は、改善していきたいと思います。



病院から、貸し出し用の吸入器を借りていたので

もうすぐ返さないといけないので再発しないことを祈るのみです。



もともと、僕にアトピー性皮膚炎や花粉症などアレルギーの家族歴があり

息子も乾燥肌&湿疹ができやすいことに加え、

長びいたRSウイルス感染もあったので、喘息発症のリスクは十分なんですよね。



ただ、喘息の診断において、血液検査などは参考にしかなりません。

一番重要なことは、ゼーゼーしたり、走り回って咳き込む、

朝方た夜に目立つ喘息様の咳き込みのエピソードを【くり返す】ということです。

息子も今後このような咳をくりかえさないか注意していきます。



さらに、喘息発作を治療する薬を使わないと治らないような咳を

【くり返す】というのも疑うポイントになります。



たとえば、ホクナリ●テープなどは、

よく咳止めという認識で使用している患者さんをみかけることがありますが

あの薬は気管支拡張剤といって、喘息発作の治療薬です。



気管支炎に使うこともありますが、

けっしてカゼの咳を止めるものではありません。



カゼをきっかけに起こった喘息発作による咳を止める薬です。

(1枚目は効果発現が遅いので、厳密には発作時の薬としては

オススメではないのですが・・・・・

軽い症状なら使いやすいので、患者さんには好まれる薬です。)



カゼをひくと咳が長びいて、ホクナリ●テープなどを使うと良くなるから、

病院でよくホクナリンテープを処方されているというときは

喘息の小さな発作をくり返している可能性もあるかもしれません。



なんだかホクナリ●テープ批判みたいになりましたが

ここで言いたいことは、テープを使ってはダメということではないです。


どのような薬であるかをしっかり理解し(他の薬もそうですが)、

どのくらいの頻度で使用しているかをチェックしておくことが大事というのが

僕が外来で患者さんに、よく説明することです。



手帳などに、ホクナリ●テープ以外にも、ホクナリ●やメプチ●などの飲み薬

ベネトリ●やメプチ●などの吸入薬といった気管支拡張剤を使った日を

メモしておき、こういった薬を平均月1回以上の使用が続いている場合は

その咳は喘息による咳かもしれないという疑いを持って、

かかりつけ医に相談してもらいたいです。



ただし、喘息治療の薬は発作を止める薬と

毎日使用して発作を予防する薬の大きく種類あります。

予防の薬は、オノン、シングレア、キプレスなどの抗アレルギー薬

フルタイド、パルミコート、キュバールなどの吸入ステロイドがあり、

さっきの使った回数のチェックに、これらの予防薬は含みません。



このチェックは、喘息で定期的に通院してもらってる患者さんにも

やってもらい、定期受診日に患者さんと共にチェックしています。



その理由は、今行ってる予防の治療が適切かどうかの判断に使えるからです。

発作治療薬(気管支を拡げる薬など)の使用が多ければ、

予防が不十分な可能性があるというわけです。



なんだか、話が脱線しましたが、

息子の咳がこのまま治ってほしいものです。


さあ、引っ越しの日も近づいてきました。



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